自分のメールアドレスが流出していないか調べる方法【フィッシング詐欺・スパム(迷惑)メール対策】
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フィッシング詐欺などのスパム(迷惑)メールが止まらないという場合、そのメールアドレスの情報が流出している可能性があります。
当サイトのように、情報源としてわざとスパム(迷惑)メールが集まるようにしている場合ならともかく、一般的には迷惑なうえ危険なメールですからできれば受信したくないことでしょう。
まず、自身のメールアドレスが流出していないか、確認してみましょう。
ブラウザで有名なFirefoxで有名なmozillaが提供している、Firefox Monitorで確認することができます。
ここで、スパム(迷惑)メールが届いているメールアドレスを入力し、「データ侵害を確認する」ボタンを押してみましょう。
実際に漏洩があった場合、以下のようにどの事案で漏洩したのか、また漏洩したデータの種類を確認できます。
上記のケースではLinkedInのデータ流出事件で漏洩したことがわかります。
「この侵害について詳しく見る」というリンクをクリックしてみると、
このように、パスワードとメールアドレスが漏洩したことがわかります。
さて、このパスワードはLinkedInで利用されていたパスワードですが、もしこのパスワードを使いまわしていたらどうでしょうか?
このメールアドレスとパスワードの組み合わせを他のSNSなどで使い回していれば、アカウントの不正アクセス・乗っ取りが可能になってしまいます。
アカウントの使いまわしが危険といわれるのはこれが理由です。
さて、Firefox Monitorは、Have I Been Pwnedというサービスからデータの提供を受けて運営されています。
Have I Been Pwned: Check if your email has been compromised in a data breach
実はこちらのサービスのほうがもともと有名なのではないかと思います。
もっともこちらはすべて英語のサービスのため、日本人の初心者の方でも利用しやすいという点でFirefox Monitorをご紹介しましたが、Have I Been Pwnedではpastebinなどのデータもあり、より詳細に流出状況を把握することが可能です。
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カテゴリ:Eメールのセキュリティ
タグ:Firefox Monitor,Have I Been Pwned