企業動向

ジョーシス、IT部門責任者向けイベント「JOSYS EXECUTIVE CLUB」を開催、インフォスティーラー対策とAI時代のSaaS管理を議論


ジョーシス株式会社は2026年1月20日、麻布台ヒルズにて「第2回 JOSYS EXECUTIVE CLUB」を開催しました。本イベントでは、東京大学の西尾素己氏がインフォスティーラー対策について講演し、AIを活用したSaaSマネジメントの未来について業界リーダーらが議論を交わしました。

日本企業のDX促進へ、ITリーダーがセキュリティとSaaS管理の未来を語る

ジョーシス株式会社(本社:東京都港区)は、企業のIT部門責任者(CIO、本部長クラス)を対象とした招待制イベント「第2回 JOSYS EXECUTIVE CLUB」を、2026年1月20日(火)に麻布台ヒルズ 森JPタワーにて開催しました。

本イベントには、金融、通信、製造など日本を代表する大手企業のITリーダー約30名が参加。テーマは「日本企業のDX促進」とされ、最新のセキュリティ脅威への対策や、AIを活用した自律型SaaSマネジメントの未来について、講演とワークショップを通じて活発な議論が展開されました。

JOSYS EXECUTIVE CLUBのロゴ

DXの進展に伴う新たな課題

近年、企業のDXが加速する一方で、SaaS利用の急増に伴う管理の複雑化や、認証情報を狙うサイバー攻撃といった新たなセキュリティリスクが経営課題として浮上しています。「JOSYS EXECUTIVE CLUB」は、こうした課題に直面するDX推進者たちが実践的な知見を共有し、変革を加速させるためのコミュニティとして発足しました。第2回となる今回は、特に喫緊の課題である「インフォスティーラー(情報窃取マルウェア)」の脅威と、次世代のITガバナンスに焦点が当てられました。

サイバーセキュリティの最前線とAI時代のSaaSマネジメント

基調講演には、サイバーセキュリティの第一人者である西尾素己氏が登壇。「SaaSから始まるコーポレート汚染 ~インフォスティーラーが変えたSaaSの立ち位置~」と題し、被害が拡大するインフォスティーラー型攻撃の日本国内での感染実態や、認証情報が闇市場で売買されるメカニズムを解説しました。

眼鏡をかけた男性が、情報窃取マルウェアに関するプレゼンテーションを行っています。

西尾氏は、「現代の攻撃者は正当な認証情報を持った状態で攻撃を開始するため、SaaSが攻撃の入り口(最大の弱点)になり始めている」と指摘。従来の境界防御だけでなく、SaaSアカウントの厳格な管理とモニタリングの重要性を強く訴えました。

続いて、ジョーシス代表の松本恭攝氏が「AIが主導する自律型SaaSマネジメント」と題したセッションを実施。DX加速とガバナンス強化を両立させるための「次世代ITプラットフォーム」構想を発表しました。松本氏は、複雑化するIT管理・運用に対し、AIを活用した自律型プラットフォームとアウトソーシングを融合させた統合サービスの重要性を提示。「守り」のIT管理から、企業の成長を支える「攻め」のIT基盤への転換について語りました。

ビジネスイベントで講演を行う男性の様子。マイクを手に、壇上で話しており、背景には「JOSYS」のロゴが見えます。

異業種交流で深まる知見

講演後には、参加者同士によるワークショップおよび懇親会が開催されました。業界の垣根を超えたネットワーキングが行われ、「各社のSaaS管理体制」や「セキュリティ教育のあり方」などについて活発な情報交換が行われました。議論が深まるにつれ、多くの課題が業種を問わず共通していることが浮き彫りとなったといいます。参加者からは「様々な業種の方とコミュニケーションを図れるのは非常に有意義で助かります」との声が挙がりました。

現代的なオフィス空間でビジネスプレゼンテーションが行われています。講演者が壇上で話し、多数の参加者が丸テーブルに着席して熱心に耳を傾けています。

イベント終了後のアンケートでは、参加者から高い満足度が示されました。「西尾先生の講演は、サイバー攻撃の新たな動きについて非常に示唆に富んでおり、強く響きました。認証情報管理やSaaS管理の重要性を再認識しました」(製造業・IT部門長)、「他社の動向やトレンドを理解する上で非常に有益な時間でした」(金融業・システム企画担当)といった声が寄せられています。

ジョーシスは今後も「JOSYS EXECUTIVE CLUB」の定期開催を通じて、日本のトップ企業のITリーダーが繋がり、知見を共有できる場を提供していくとしています。また、イベントで得られた知見を製品・サービス開発に活かし、日本企業の安全で効率的なDX推進を支援する考えです。

関連情報

今回の基調講演で触れられた「最新のセキュリティトレンド」や「日本企業が直面する課題」について、西尾素己氏がゲスト出演したPodcast「ジョーシスサイバー地経学研究所(JCGR)」でも詳細が語られています。イベントに参加できなかった方も、以下から視聴が可能です。

  • 有名ホワイトハッカーが語るアサヒHDサイバー攻撃の裏側:境界型防御の終焉と「潜伏の技術」

  • 「数万通りの侵入経路」にどう立ち向かうか。バックアップの盲点と、問われる経営の技術リテラシー

ソース元: 【開催報告】ジョーシス、IT部門責任者向け招待制イベント「第2回 JOSYS EXECUTIVE CLUB」を麻布台ヒルズにて開催
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000099889.html

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著者紹介:press

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