企業動向

日本で急増するフィッシング攻撃、その防御戦略とは?日本サイバーディフェンスが特別セミナー開催


日本サイバーディフェンスが、急増するフィッシング攻撃の現状と防御戦略について議論する特別サイバーセキュリティセミナーを2026年2月24日に開催すると発表しました。Netcraftと日本サイバー犯罪対策センターの専門家が登壇し、具体的な対策が提示される見込みです。

日本を狙う巧妙なフィッシング攻撃、被害は過去最多に

近年、日本ではメールやSMS(スミッシング)、偽サイトを悪用したフィッシング攻撃が巧妙化しています。これらの攻撃は金融詐欺や口座の不正利用、デジタルサービスの混乱を引き起こし、重要な国家インフラ、政府機関、大企業だけでなく、中小企業(SME)にも深刻な影響を及ぼしています。特に2025年前半には、約119.6万件もの被害が報告されており、意識向上と防御強化が喫緊の課題として浮上しています。

この状況を受け、NCDはサイバーセキュリティ分野の専門家を招き、具体的な防御策を提示するセミナーを企画しました。

専門家が語る攻撃の実態と防御戦略

セミナーは2026年2月24日(火)13時から15時まで、赤坂インターシティ AIR 4階で開催されます。

プログラムでは、Netcraft社のロバート・ダンカン氏(Vice President of Product Strategy)が基調講演を行います。同氏は、消費者からの信頼喪失やデジタル資産・ブランドの価値を脅かす脅威から組織を守る方法、巧妙化するフィッシング攻撃の日本における動向、先制的な防御策について自身の経験を交えながら解説する予定です。講演には逐次通訳(英→日)が提供されます。

続いて、一般社団法人 日本サイバー犯罪対策センター(JC3)業務執行理事の櫻澤健一氏がゲスト講演を行います。同氏は、警察等の法執行機関や民間企業と連携して行っているサイバー空間の脅威の把握、共有、そしてDisruption(犯罪グループへの妨害)の取り組みについて解説します。フィッシング、不正送金、クレジットカードの不正使用、ランサムウェア、サポート詐欺など、身近なサイバー脅威への対策が示される見込みです。

セミナーの後半にはパネルディスカッションが開催され、質疑応答の時間が設けられます。セミナー終了後にはネットワーキング(交流会)も予定されています。

主催は日本サイバーディフェンス、協賛にNetcraftなど

本セミナーは日本サイバーディフェンス株式会社(NCD)が主催し、NetcraftおよびConstella Security Japanが協賛しています。

日本サイバーディフェンスは、金融機関、政府機関、重要インフラ、大手企業など、幅広い分野のクライアントに対し、世界最高水準のセキュリティ製品およびアドバイザリサービスを提供し、企業や国家のサイバー犯罪対策能力(レジリエンス)強化に注力しています。

協賛社のNetcraft社は、ブランド保護とデジタルリスク管理の分野で世界を牽引する企業です。20年以上の実績と最大規模の独自データセットを持ち、AI・機械学習・自動化を活用して、これまで世界中のフィッシングサイトの3分の1以上を摘発し、約2億2500万件以上の悪意あるURLをブロックした実績があります。

セミナーへの参加登録は、以下のURLから行うことができます。
https://understanding-phishing-and-how-to-stop-it-tickets.eventbrite.co.uk

なお、競合関係にある企業の参加はご遠慮いただきたいとしています。ご不明な点は、ncdevents2026@nihoncyberdefence.co.jpまで問い合わせるよう案内されています。

登壇者略歴

  • ロバート・ダンカン氏(Netcraft社 Vice President of Product Strategy)
    オンライン上の脅威に対する大規模対策の経験を15年以上有するサイバー犯罪の専門家です。英国を拠点に、Netcraft社のプラットフォーム開発、技術革新に情熱を注ぎ、サイバー犯罪対策の最前線で重要な役割を担っています。詐欺、フィッシング、サイバー攻撃など、変化し続けるオンライン上の脅威から個人や組織を守ることを主な活動領域としています。

  • 櫻澤健一氏(一般社団法人 日本サイバー犯罪対策センター(JC3)業務執行理事)
    1988年に警察庁入庁。富山県警察本部長、内閣情報調査室審議官、警察庁総括審議官等を経て、2022年8月に警備局長で退官しました。テロやサイバー攻撃等に対する情報収集分析や対策、災害対策、大規模警備等を担当する警備部門を中心に、刑事、生活安全、交通等の分野や組織管理部門のキャリアを積んでいます。2023年1月より現職。同センターは米国NCFTA等との国際連携も図りながら、サイバー対策分野における民官学連携を進めています。静岡大学情報学部客員教授も務めています。


ソース元
フィッシングの脅威と防御戦略!
https://nihoncyberdefence.co.jp/understanding-phishing-and-how-to-stop-it/

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著者紹介:press

press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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