企業動向

マクニカ、ASM市場の課題に対応する新サービス発表 – 予算・リソース不足企業を支援


株式会社マクニカは、攻撃対象領域管理(ASM)市場における予算・リソース不足や運用課題に対応するため、「ASM Entryサービス」と「ASMアラートトリアージサービス」の提供を開始しました。これにより、企業規模やセキュリティ成熟度を問わず、ASMによる継続的なリスク低減を支援します。

マクニカ、ASM市場の課題に対応する新サービス発表

株式会社マクニカは2026年2月17日、攻撃対象領域管理(ASM:Attack Surface Management)領域において、新たに「ASM Entryサービス」および「ASMアラートトリアージサービス」の提供を開始したと発表しました。同社はASM市場でトップシェアを誇る知見を活かし、予算やリソースの不足によりASMへの取り組みが困難な企業、あるいはASMツールやサービスを導入しながらも活用しきれていない企業を支援するとしています。

ASMの重要性が高まる背景

近年、サイバー攻撃の被害件数は増加傾向にあり、その多くは脆弱な外部公開資産を経由した侵入によるものです。2025年9月には国内の大手企業がランサムウェア攻撃を受け、同社グループ内のネットワーク機器を経由して侵入され、複数のサーバーが暗号化されるという深刻な事態が発生しました。不用意に公開されたリモートデスクトップ(RDP)やVPN機器、サーバーに残存する脆弱性を悪用した攻撃は後を絶たず、自社の外部公開資産を網羅的に把握し、リスクを継続的に管理・対処するASMの重要性が高まっています。

ASM導入・運用の現状と課題

ASMツールやサービスは、広範囲かつ継続的な調査を前提とした契約形態が一般的です。このため、セキュリティ予算が十分ではない中小・中堅企業や、一部の重要資産に限定してASMに取り組みたい企業では、「必要性は感じるものの、予算やリソースの不足により始められない」という状況が生じています。

また、ASMツールやサービスを導入したものの、膨大なリスクが検出され、アラート量に圧倒されるケースも少なくありません。ASMでは多様な資産検出情報やアラートが発生するため、そのリスクレベルや対応範囲を自社だけで見極めることは容易ではないという課題があります。これにより、「情報を参照しても何をどう判断し、何から対応すべきか分からない」、「対処を進めた結果、誤検出であった」といった事態が発生し、アラートの放置や過剰な対応による現場負荷の増大につながるケースが多く見られます。

マクニカが提供する新たなASMサービス

マクニカは2021年より、自社開発のASMソリューション「Macnica ASM」を提供し、多くの企業への導入実績を重ねてきました。その中で培った知見を活かし、ASM導入・運用における課題解決を支援する二つの新サービスを提供します。

ASM Entryサービス

本サービスは、お客様が指定したドメインやIPアドレスに対し、高リスクと判断される脆弱性に調査対象を絞り込んで発見・通知する、スモールスタート向けのASMです。必要な範囲に限定した調査により、効率的かつ安価に外部公開資産のセキュリティリスクを把握することが可能となります。これにより、自社ビジネスで重要な資産のリスクを継続的に監視し、重大なインシデントの発生抑止を支援するとしています。

ASM Entryサービスの詳細はこちら

ASMアラートトリアージサービス

「Macnica ASM」以外のASMツールやサービスを導入・利用している企業向けのサービスです。検知されたアラートの判断と対応を支援します。同社のセキュリティ専門家が、お客様が利用中のASMツールやサービスで検知されたリスクや資産情報を確認・精査し、以下の点を整理して提示します。

  • 検知内容の妥当性(誤検知か否かの判断)

  • 現実的なリスク評価と対応優先度

  • 取るべき対応策(暫定対応から恒久対応まで)

  • 代替策・回避策(ワークアラウンド)の提案

本サービスは、ASM運用におけるアラート疲れを防ぎ、実効性のあるリスク対応を支援するとしています。

ASMアラートトリアージサービスの詳細はこちら

マクニカで提供するASMソリューションのラインナップ

マクニカは、今後もASM領域において幅広い企業をサポートし、外部公開資産に起因するインシデント発生確率の低減に尽力するとしています。


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press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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