企業動向

ソフトクリエイト、KELA社と連携し金融機関向け「ダークウェブ共同監視サービス」を開始


株式会社ソフトクリエイトは、KELA株式会社およびSLING社と連携し、地方銀行を含む複数の金融機関が共同で利用できる「ダークウェブ共同監視サービス」パッケージの提供を開始しました。巧妙化するサイバー犯罪に対抗するため、高度なサイバー脅威インテリジェンスと監視センター(SOC)を組み合わせ、安価かつ高品質な監視体制を共同利用モデルで実現するとしています。

金融機関を取り巻くサイバー脅威の現状とサービス提供の背景

近年、金融機関を標的としたサイバー犯罪は巧妙化の一途を辿っています。警察庁の令和7年度上期報告によれば、フィッシング報告件数は約119.6万件に達し、前年同期と比較して約89%の増加を示しています。また、インターネットバンキングにおける不正送金被害額は約42億2,400万円に上ると報告されています。

2025年には、証券口座の乗っ取りやモバイル回線を悪用した不正契約・転売事案が社会問題化し、金融機関にはフィッシングサイトを通じた顧客情報の窃取やマルウェア感染端末からの不正操作に対する抜本的な対策が強く求められています。こうした状況を受け、ソフトクリエイトはKELA社と連携し、KELAグループのSLING社が提供するインテリジェンスプラットフォームとソフトクリエイトの監視センター(SOC)を組み合わせることで、複数の金融機関が共同で利用できる「ダークウェブ監視」のパッケージ型サービスを開発しました。

「ダークウェブ共同監視サービス」の主な特徴

本サービスは、複数の金融機関が共同で利用できる月次レポート形式のパッケージ型サービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • ダークウェブ等の継続監視
    KELAグループのSLING社独自の観測網に基づき、インターネットバンキング利用者情報の流出状況をはじめとする各種脅威情報を継続的に監視します。

  • 共同監視による効率化
    ソフトクリエイトの監視センター(SOC)が検出された脅威情報を分析・評価し、金融機関にとって重要な情報を選別して提供します。これにより、各行が独自に監視・運用体制を整える負担を解消し、効率的な運用を実現するとしています。

  • 多角的なリスクレポート
    毎月1回、以下の情報を含む詳細レポート(PDF形式)を提出します。

    • ダークウェブ等に流出している利用者情報

    • コーポレートドメインに紐づくメールアドレスの流出一覧

    • 外部から確認可能なIT資産の脆弱性情報

  • 全体報告会の実施
    参加金融機関の監視結果をもとに、最新の攻撃トレンドや対策情報を共有する月次全体報告会を実施します。

サービス概要

| 項目 | 内容 | ダークウェブ共同監視パッケージ | 月次レポート(PDF)、月次全体報告会 | 利用料金 | 500,000円(税抜) | 契約期間 | 3ヶ月(継続監視) | ※本サービスは共同監視のため、金融機関による管理画面(GUI)への直接アクセスは含まれません。
※金融機関ごとの個別報告会はオプション(別途費用)です。

関係者からのコメント

KELAグループSLING社のCEO兼CofounderであるUri Cohen氏は、今日の脅威情勢において、金融機関が直面するサイバーリスクは一組織の努力だけでは十分に軽減できないと指摘しています。特にダークウェブ上で取引される認証情報や脆弱性情報がサイバー攻撃の起点となることが多いとして、ソフトクリエイトとの連携により、同社の高度なサイバーインテリジェンス・プラットフォームを「共同利用モデル」を通じて日本の金融機関に提供できることを歓迎するコメントを発表しました。SLING独自のグローバルなサイバーインテリジェンスの可視性と、ソフトクリエイトが持つ運用の専門知識を融合させ、日本の金融機関がより安全かつ効率的にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できるよう尽力するとしています。

また、株式会社ソフトクリエイト 常務執行役員 イノベーションテクノロジー本部 本部長の白岩健一氏は、『ダークウェブ共同監視サービス』が、金融機関が従来抱えていた「個別に監視体制を持つ負担」を低減し、質の高いセキュリティ監視を共同で実現する新しいモデルであると述べています。KELA社の最先端の脅威インテリジェンスとソフトクリエイトのセキュリティ運用の知見を組み合わせることで、早期に脅威を把握し、金融機関がより安心して業務に集中できる環境づくりを支えるとしています。

各社の概要

KELA株式会社について

KELAは、サイバー脅威インテリジェンス企業として数々の受賞歴を持つ企業です。サイバー犯罪のアンダーグラウンドからの脅威に関して、実用的なインテリジェンスを提供し、サイバー攻撃の防止と無力化をサポートすることをミッションとしています。2009年に設立され、独自の自動化テクノロジーと高度な技術を持つサイバーインテリジェンスのアナリストを擁しています。同社のテクノロジーは、隠れたアンダーグラウンドに侵入し、脅威を徹底的に監視、追跡、調査することで、実際のリスクを明らかにし、プロアクティブな保護を可能にするとしています。
KELA株式会社

SLING社について

SLING社は、顧客がサードパーティのサイバーセキュリティ環境を容易に管理できるよう支援しています。同社独自の情報源と画期的な方法論により、潜在的なサードパーティのサイバー侵害に対するプロアクティブな防御と先制的な行動を可能にするとしています。SLING社は、サイバーセキュリティの露出とリスクを管理するだけでなく、パートナーシップを築き、より安全なデジタルエコシステムを構築することに注力しています。
SLING社

株式会社ソフトクリエイトについて

ソフトクリエイトは、顧客の変革に不可欠なベストパートナーを目指し、企業向けの総合的なITサービスを提供しています。クラウド、セキュリティ強化、AI・DX支援、ITインフラ構築を主要な事業とし、最適なテクノロジーを通じた「価値の提供」で顧客のビジネスを支援するとしています。40年以上にわたり培った経験を生かし、日本全国の企業へサービスを提供しています。
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2 丁目 15 番 1 号 渋谷クロスタワー
株式会社ソフトクリエイト

ソース元

ソフトクリエイト、KELA社と連携し金融機関向け「ダークウェブ共同監視サービス」パッケージの提供を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000012489.html

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著者紹介:press

press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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