CTCSP、米Cyberhavenと国内初の販売代理店契約を締結 生成AI時代のデータ漏洩対策を強化
CTCエスピー株式会社は、米Cyberhaven Inc.と国内初の販売代理店契約を締結し、生成AIの活用に伴う「シャドーAI」のリスクに対応する次世代型データ漏洩防止(DLP)ソリューションの提供を開始しました。この新ソリューションは、AIによる機密データの常時監視と流出経路の追跡を通じて、企業機密の保護を強化します。
生成AI利用で高まる「シャドーAI」のリスク
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近年、多くの企業で業務効率化の手段として生成AIの活用が進んでいます。しかし、企業が認めていないAIツールやアプリケーションの使用、あるいは社外秘データを意図せずに生成AIに入力する「シャドーAI」のリスクが顕在化しています。これにより、企業はルール策定や監視を含むデータガバナンスの強化を求められています。
AIで機密データを常時監視、利用状況と流出経路を追跡
CTCSPが提供を開始するCyberhavenのDLPソリューションは、機密データの漏洩を防ぐための監視・保護を実現します。社外秘や機密情報に指定されたデータをリアルタイムで監視・分析し、生成AIツールや企業が許可していないWebアプリ・サービスへの利用や送信を検知することで、内部不正に対する動的なデータ保護を支援します。
さらに、データの出所から流出先までを把握し、従業員の行動とデータの内容を関連付けることで、従来のツールでは見逃されがちな脅威を未然に防ぐことが可能です。監視対象の端末には専用プログラムが導入され、データ保護のためのルールを定義して常時監視する環境が構築されます。独自のAIエンジンがユーザーの行動や背景情報を考慮してリスクのあるデータを特定し、データの意味や利用状況を把握することで、定義されたルール外のリスクも検出するといいます。
CTCグループ、セキュリティ分野の先進ソリューション拡充へ
CTCSPは、通信事業や金融業を中心に、5年間で約10億円の売上を目指すとしています。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)グループは、米国の事業会社ITOCHU Techno-Solutions America, Inc.や、2024年7月にCTCが出資した米国のベンチャーキャピタルForgepoint Capital, LLCと連携し、最新テクノロジーの発掘とパートナーシップの強化に取り組んでいます。今回のCyberhavenとの協業もその一環です。
Cyberhavenは、設立10年以内に評価額10億ドルを超える新興企業であるユニコーン企業の1つであり、データセキュリティ分野で急速な成長を遂げていると評価されています。CTCグループは、今後もCyberhavenが提供するソリューションのポートフォリオ拡充を進め、顧客のセキュリティ向上に貢献するとしています。
Cyberhaven CEOが語る日本市場への期待
今回のプレスリリースにあたり、Cyberhaven Inc.のCEOであるNishant Doshi氏は、「データは全ての組織にとって最も価値ある資産です。CTCグループとのパートナーシップにより、CyberhavenのAI駆動型ソリューションを日本展開し、企業のイノベーションと持続的な成長に必要なデータセキュリティの実現を目指します」とコメントしています。
本ソリューションの詳細は、下記の製品紹介ページで確認できます。
また、Cyberhavenのソリューションは、2026年2月6日に開催される『CTC Discover Digital Workplace for AI』イベントでも紹介される予定です。
ソース元: CTCSP、米Cyberhaven社の国内初となる販売代理店契約を締結
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カテゴリ:企業動向
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