企業動向

いい生活、ゼロトラストとクラウドネイティブで「構造的セキュリティアーキテクチャ」を公開


不動産業務のSaaSを提供する株式会社いい生活は、2026年1月21日、巧妙化するサイバー攻撃から顧客の資産を守り、ビジネスの継続性を確保するため、ゼロトラストとクラウドネイティブを融合させた「構造的セキュリティアーキテクチャ」を導入・運用していることを発表しました。同社は「守る」だけでなく「止まらない」不動産実務基盤の実現を目指すとしています。

サイバー攻撃の脅威、不動産業界も無縁ではない

近年、サイバー攻撃の手口は巧妙化の一途をたどり、業種を問わず企業に甚大な被害をもたらしています。特にランサムウェア被害の侵入経路は、約84パーセントがVPN機器の脆弱性や認証情報の窃取、RDP(リモートデスクトップ)経由とされており、従来の境界防御の考え方が限界を迎えていることが指摘されています。

侵入経路の84%がVPN・RDP経由

実際に、飲料大手メーカーでのサイバー攻撃による出荷停止や、物流会社でのランサムウェア攻撃による約17億円の損害など、企業の存続を揺るがす事態が相次いでいます。また、サプライチェーン攻撃の増加も顕著で、業務委託先であるSaaSベンダーなどの「弱点」を突き、そこから顧客へ被害が拡大するケースも増えています。物件所有者や土地所有者、入居者などの個人情報を取り扱う不動産業界も、こうしたサイバー攻撃の主要な標的の一つとなっています。

いい生活の「構造的セキュリティアーキテクチャ」とは

いい生活は、お客様の大切な個人情報や資産情報を守るため、以下の3つの柱に基づいた「構造的セキュリティアーキテクチャ」を導入・運用しています。

1. 構造的分離

同社のオフィス環境と、顧客データを管理するSaaS環境は、完全に分断されています。これにより、仮に社内PCがウイルスに感染しても、SaaS環境への二次感染を構造的に遮断する仕組みを構築しています。

2. ゼロトラスト

「誰も信用しない」ことを前提としたゼロトラストアーキテクチャを採用しています。社内からのアクセスに対しても空港の保安検査レベルで都度検証するモデルを導入し、多要素認証(MFA)を徹底することで、常に厳格な本人確認を実施しています。ゼロトラストとは、「社内ネットワークだから安全」という従来の性善説を捨て、「すべてのアクセスを疑い、その都度検証する」という考え方です。

3. クラウドネイティブ

RDP(遠隔操作)を利用する方式とは異なり、ブラウザやAPI通信による方式を一貫して採用しています。限定された指示データのみを通すことで、ウイルスの主要な感染経路となるドライブ共有などの仕組み自体が存在せず、リスクを構造的に排除しています。クラウドネイティブとは、既存のソフトウェアを単にクラウド上の「場所」に置くのではなく、「最初からクラウドで動くことを前提」に設計・構築されたシステムを指します。

また、いい生活は情報セキュリティ規格であるISO/IEC 27001(ISMS)をはじめ、クラウドセキュリティ規格であるISO/IEC 27017(ISMS-CLS)、ITサービスマネジメント規格であるISO/IEC 20000(ITSMS)の3つの国際認証を取得し、厳格な運用を継続していると発表しています。

顧客のビジネス継続性を最優先に

いい生活は、単なるソフトウェアベンダーではなく、顧客のビジネス継続性を最優先に考える戦略的パートナーとして、今後も「止まらない不動産実務基盤」を提供し続けるとしています。同社は「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」をミッションに掲げ、不動産市場の法改正やIT化に迅速柔軟に対応し、不動産業務を網羅するフルラインナップのSaaSで不動産市場のDXを推進しています。

不動産市場に、テクノロジーを いい生活

株式会社いい生活 会社概要

  • 商号: 株式会社いい生活

  • 所在地: 東京都港区南麻布五丁目2番32号 興和広尾ビル3F

  • 設立: 2000年1月21日

  • 資本金: 628,411,540円(2025年3月末現在)

  • 事業内容: 不動産市場向けSaaSの開発・提供

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著者紹介:press

press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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