ダイレクトクラウド、ファイルサーバーのランサムウェア対策を強化 利便性損なわず多層防御実現
株式会社ダイレクトクラウドは、2026年1月21日、ファイルサーバーサービス「DirectCloud」において、ランサムウェア対策機能を強化したと発表しました。企業が直面するランサムウェア攻撃に対し、ファイルの使い勝手を維持しながら「検知・遮断・復旧」の多層防御でデータを保護し、事業継続計画(BCP)と業務効率化の両立を目指します。
高まるランサムウェアの脅威に「多層防御」で対抗
見出し
近年、多くの企業がランサムウェア攻撃によるデータ被害や業務停止のリスクに直面しています。一方で、セキュリティを強化するあまり、ファイルの操作性が低下したり、社外からのアクセスが制限されたりするなど、業務効率が損なわれることが課題となっていました。DirectCloudは、この利便性とセキュリティという相反する課題に対し、4つのアプローチで解決策を提示しています。
「DirectCloud ドライブ」で使い勝手はそのまま
DirectCloudは、PCのエクスプローラーから直接クラウド上のファイルを操作できる「DirectCloud ドライブ」を提供します。これにより、従来のファイルサーバーやNASからの移行後も、操作感を維持できるといいます。社外からのアクセスもシームレスに行えるため、現場の生産性を落とすことなくクラウド移行を進めることが可能です。
「DirectCloud-SHIELD」で攻撃を検知・遮断

万一、社内のPCがランサムウェアに感染した場合でも、同社の「DirectCloud-SHIELD」は、クラウド上のファイルを大量に書き換えようとする不審な挙動をリアルタイムで検知します。異常を検知した際には、該当ユーザーのアクセス権限を自動的にロック(遮断)し、被害の拡大を最小限に食い止めるとしています。この機能はパターン認識技術により未知のランサムウェアにも対応し、大量のランサムウェアデータベースを必要としないため、PCへの負荷を抑えた軽快な動作を実現するといいます。
「高度なバージョン管理」で即座に復旧
ファイルが暗号化されてしまった際でも、DirectCloudの「バージョン管理」機能により、ファイルの変更履歴が自動で保存されます。これにより、全データを攻撃を受ける前の正常な状態へ一括で戻すことが可能になります。誰がいつ、どのような変更を行ったかを確認できるため、チームでの共同作業や監査にも役立つとしています。
「BCP対策とアクセス制限」で二重・三重の防御
DirectCloudは、AWS東京リージョンの3拠点にデータを分散保存するほか、同社の「遠隔地バックアップ」サービスを提供し、大規模災害時でもデータ消失を抑制するといいます。さらに、端末認証やIP制限により、許可されたデバイスや場所からのみアクセスを許可し、侵入経路を遮断します。物理的なトラブルや大規模なサイバー攻撃からも、企業の重要な資産を守り抜くための多重防御体制を構築しているとしています。
株式会社ダイレクトクラウドとは
株式会社ダイレクトクラウドは、2004年5月に設立された企業です。本社は東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋 7階に位置し、代表者は代表取締役の安 貞善氏です。同社は、企業のセキュリティポリシーに準拠したセキュアな環境で、企業間のファイル共有やハイブリッドワークスペースを提供するクラウドファイルサーバー「DirectCloud」を展開しています。複雑なアクセス権管理や情報漏洩対策、生成AIを活用したデータ効率化、データのライフサイクル管理や長期バックアップなど、企業のデータ管理を包括的にサポートするサービスを提供しています。
関連情報
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ランサムウェア対策 特設ページ: https://directcloud.jp/about/func_ransomware
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BCP対策・遠隔地バックアップ: https://directcloud.jp/bcp_lp
ソース元
【さらば、ランサムウェアの脅威】ファイルサーバーの使い勝手はそのままに、企業のデータを守り抜く「ランサムウェア対策」(2026年1月21日発表プレスリリース)
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カテゴリ:企業動向
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