Windows10のSMBv3脆弱性、CVE-2020-0796の修正パッチをMicrosoftが緊急配布
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Windows 10のSMBv3脆弱性を修正するパッチを、今日Microsoftが緊急配布しました。
脆弱性対策された累積更新プログラム、KB4551762は、通常のWindowsアップデートから利用できます。
スタンドアロンパッケージを入手する場合は、 Microsoft Update カタログからもダウンロードできます。
http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB4541338
Microsoftによると、Microsoft Server Message Block 3.1.1(SMBv3)プロトコルが特定のリクエストを処理する方法に、リモートコード実行の脆弱性があることを認識しています。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、標的のSMBサーバーまたはSMBクライアントでコードを実行できる可能性があります。
この脆弱性CVE-2020-0796は、重大度はCritical(緊急)となっており、修正パッチ配布前にセキュリティベンダーが公表していました。
対象となるシステムは以下の通りです。
Windows 10 Version 1903 for 32-bit Systems
Windows 10 Version 1903 for ARM64-based Systems
Windows 10 Version 1903 for x64-based Systems
Windows 10 Version 1909 for 32-bit Systems
Windows 10 Version 1909 for ARM64-based Systems
Windows 10 Version 1909 for x64-based Systems
Windows Server, version 1903 (Server Core installation)
Windows Server, version 1909 (Server Core installation)
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