チェック・ポイント、Google Cloudとの連携強化でハイブリッドクラウドセキュリティを簡素化
サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、Google Cloud Network Security Integrationへの対応を開始しました。これにより、ハイブリッドクラウド環境におけるセキュリティの課題を解決し、ダウンタイムやパフォーマンス低下を伴わないシームレスな保護を実現します。
チェック・ポイント、Google Cloudとの統合でハイブリッドクラウドセキュリティを強化
見出し
サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は、2026年1月15日、Google Cloud Network Security Integrationへの対応開始を発表しました。この統合により、ハイブリッドクラウド環境におけるセキュリティ対策が簡素化され、ファイアウォールやゲートウェイの実装に伴うダウンタイムやパフォーマンス低下といった課題の解決が期待されます。
ハイブリッドクラウドにおけるネットワークセキュリティの課題
今日の企業は、高度化するサイバー脅威に対応するため、常にセキュリティ対策の更新が求められています。特に、金融、医療、政府機関などの規制の厳しい分野では、ネットワークのセキュリティとパフォーマンスの維持が極めて重要です。しかし、変化し続けるハイブリッドクラウドネットワークの管理において、以下の点が大きな課題となっています。
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数百から数千に及ぶハイブリッドクラウドネットワーク全体での一貫したセキュリティポリシーの適用
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増大するネットワーク相互接続の可視化とセキュリティ確保
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ダイナミックなクラウド環境における、セキュリティアプライアンスへの手動によるトラフィックルーティングに伴う人的ミスやリソース消費
Google Cloud Network Security Integrationによる解決
Google Cloud Network Security Integrationは、これらの課題に対応するため、サードパーティのセキュリティソリューションとのシームレスな統合を提供します。チェック・ポイントの「CloudGuard Network Security」は、AIを活用した脅威防御、統一されたログ管理、きめ細やかなアクセス制御を備え、今回の新たな統合により、データセンター、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド環境にわたる一貫したネットワークセキュリティを実現します。既存のルーティングポリシーやネットワークアーキテクチャを変更する必要はありません。
この統合では、新しいネットワーク仮想化標準であるGENEVE(Generic Network Virtualization Encapsulation)のトンネリング技術が活用されています。これにより、元のパケットの完全性を維持しつつ、CloudGuard Network Securityのインバンド検査ゲートウェイおよびファイアウォールへトラフィックが安全に届けられ、セキュリティとパフォーマンスの両方が保証されます。DevOpsチームやネットワークセキュリティチームは、Google Cloudや他のネットワークを行き来するトラフィックを効率的に保護できるようになります。
戦略的メリットと組織への貢献
今回のGoogle Cloudとの統合は、組織に複数の戦略的なメリットをもたらします。
リソース活用を最適化
ファイアウォールのルールを通じて、5層にわたるきめ細かなトラフィックマッチングが実行され、検査対象となるトラフィックのみがチェック・ポイントに送られます。この精度の高さと、クラウド運用の効率性への同社のコミットメントにより、リソースの活用が最適化され、全体のセキュリティコスト削減に貢献します。
スケーラブルでセキュアなネットワークセキュリティ
チェック・ポイントは、アセットタグ、オブジェクト名、セキュリティグループといったクラウド構成に関するコンテキスト情報を活用し、ネットワークに変更が生じた際にセキュリティポリシーを自動的に調整します。これにより、ポリシープッシュや手動更新の必要がなくなります。Google Cloudネイティブのオブジェクトやタグを活用することで、相互接続されたネットワーク全体にポリシーを適用し、セキュリティ管理コストを最小限に抑え、効率的な規模拡大と管理を可能にします。
アプリケーション展開を加速
Google Cloud Network Security Integrationにより、インフラストラクチャチームはセキュリティ機能をサービスとして提供できます。アプリケーション開発チームはCloudGuard Network Securityを動的に利用でき、包括的な保護を維持しつつ展開日程の短縮が可能です。CloudGuard Network SecurityはTerraformやAnsibleなどの主要な構成管理ツールと統合されており、IaC(Infrastructure as Code)の実現とCI/CD手法の加速を支援します。
コンプライアンスをシンプルに実現
CloudGuard Network Securityは、Google Cloudなどのクラウドプロバイダーとシームレスに統合できる主要機能を提供し、セキュリティに関するコンプライアンスのコストを簡素化・低減します。ネットワークセキュリティポリシーは極めてきめ細かく設定できる一方で、グローバルにも定義でき、Google Cloud VPC(仮想プライベートクラウド)、リージョン、ゾーン内にあるすべてのゲートウェイとファイアウォールに適用できます。また、展開先がいかなるパブリッククラウドまたはプライベートクラウドであるかにかかわらず、チェック・ポイントの単一コンソールからすべてのセキュリティポリシーとログに直接アクセスでき、統合管理の利点を最大限に享受できます。
チェック・ポイントのクラウドセキュリティ担当バイスプレジデントであるポール・バルボーザ氏は、「チェック・ポイントは、お客様がエンタープライズネットワークとGoogle Cloudの間で高度かつ多層的なセキュリティをシームレスに展開し、クラウドのアセットを守りながら、ハイブリッドネットワークおよびマルチクラウドネットワークのすべてで安全な接続を実現できるよう支援することを目的としています。Google Cloud上に統合されたCheck Point CloudGuard Network Securityによって、組織は、世界中のクラウド環境をより効率的に保護すると同時に、すべてのネットワークセキュリティを単一のコンソールでまとめて制御することが可能になります」と述べています。
チェック・ポイントのクラウドセキュリティへの注力
チェック・ポイントは、Google Cloudの信頼あるセキュリティパートナーとして、最新のクラウド環境における複雑なセキュリティ課題に対応するためのソリューションを継続して進化させています。今回のGoogle Cloud Network Security Integration対応は、クラウドの採用とイノベーションを阻むことなく推進するための、円滑なセキュリティ提供への同社のコミットメントを示すものです。
Google Cloudのインフラが持つ各種機能と、CloudGuard Network Securityの高度な脅威防御および豊富なアクセス制御機能を組み合わせることで、組織はデジタルトランスフォーメーションを自信を持って推し進めると同時に、堅牢かつ一貫したセキュリティポスチャーを組織内の全技術領域にわたって維持できるでしょう。
利用開始方法と関連情報
Google Cloud上でのセキュリティ確保、効率性向上、ビジネス加速に関心がある企業は、チェック・ポイントのソリューションを検討することが可能です。
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Googleに関するベストプラクティスを取り上げたウェビナー: https://www.brighttalk.com/webcast/16731/654560
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Google Cloudの無償利用開始: https://console.cloud.google.com/marketplace/product/checkpoint-public/check-point-cloudguard-payg?project=ancient-link-454223-c5&pli=1
チェック・ポイントについて
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、AIを駆使したサイバーセキュリティソリューションを通じて世界各国の約10万を超える組織を保護する、デジタルトラストのリーディングプロバイダーです。同社のInfinity Platformは、防止優先のアプローチで業界最高レベルのセキュリティ効果を実現し、リスクを削減します。日本法人はチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社で、1997年10月1日に設立され、東京都港区に拠点を置いています。
ソース元
Check Point Supports Google Cloud Network Security Integration
https://blog.checkpoint.com/securing-the-cloud/check-point-supports-google-cloud-network-security-integration/
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カテゴリ:企業動向
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