日本発UNCHAIN、世界最大級のビジコン「RBPC 2026」出場権獲得 – AIエージェント時代のセキュリティ危機に挑む
UNCHAIN株式会社が、世界最大級のビジネスプランコンペティション「Rice Business Plan Competition(RBPC)2026」への出場権を獲得しました。同社は、AIエージェントの普及に伴う新たなセキュリティ脅威に対し、革新的な解決策で挑む日本発のスタートアップです。
世界最大級の舞台、RBPC 2026
RBPCは、世界で最も賞金総額が高いスタートアップコンペティションとして知られ、2026年で第26回目を迎えます。今回の2026年大会には過去最多となる600以上の応募があり、その中からUNCHAINを含むわずか42チームが選抜されました。選ばれたチームは、総額約2億円超(130万ドル以上)の賞金・投資を懸けてピッチを行います。
審査はベンチャーキャピタリスト、起業家、企業リーダーらによって行われ、「革新性、市場ポテンシャル、投資可能性」が評価基準とされています。競合チームには、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究室発のチームなど、世界39のトップ起業家チームが名を連ねています。
AIエージェント時代のセキュリティ危機に挑むUNCHAIN
2026年は「AIエージェント元年」とも言われ、AnthropicのClaude、OpenAIのOperator、GoogleのGeminiエージェントなど、自律型AIが市場に続々と投入されています。Gartnerの予測では、2026年までに企業アプリケーションの40%がAIエージェントを統合するとされています。
しかし、これらのAIエージェントには新たな脆弱性が指摘されています。従来のチャットボットとは異なり、AIエージェントはコード実行、API呼び出し、データベースアクセス、メール送信、さらには資金移動といった広範な操作が可能です。「プロンプトインジェクション」と呼ばれる攻撃手法により、企業のAIエージェントが攻撃者の武器となるリスクが現実のものとなりつつあります。
UNCHAINは、こうしたエージェント時代の脅威からシステムを守るための研究開発を進めているといいます。具体的には、AIのアクセス権を必要最小限に絞る「最小権限の原則」、ファイル共有設定の総点検、高リスクな操作に人間の承認を挟む「Human-in-the-Loop」の導入、意味的な入出力フィルタリング、継続的なレッドチーミングによる攻撃シミュレーションなどが不可欠であるとしています。同社は、この「AIセキュリティ危機」に正面から取り組むことを目指しています。
世界トップクラスのチームが日本から挑戦
UNCHAINのチームは、それぞれの分野で深い知見と実績を持つメンバーで構成されています。代表取締役CEOの朴 善優氏は、ソフトバンクアカデミアに史上最年少(18歳)で採択された経験を持ち、東京大学松尾研究室でのインターンやAIセキュリティ研究でのForbes掲載実績があります。CTOの蛯名氏は42 Tokyo出身で、中学卒業直後から全国規模のデータパイプライン構築を主導してきました。COOの原田氏は、15歳で起業し、発案したプロダクトを全国400店舗以上に展開した戦略家であり、複数のビジネスピッチ大会で優勝経験を持つといいます。リードエンジニアは、MIT博士課程でAIを研究する研究者です。
朴CEOは「世界がAIエージェントへと移行する今、そのセキュリティ基盤を日本から構築できることを誇りに思います。Rice Business Plan Competitionという世界最高峰の舞台で、HarvardやMITのチームと肩を並べ、私たちのビジョンを世界の投資家に届けます。UNCHAINは、AIが本当に信頼できる存在になれる未来をつくるために戦い続けます」とコメントしています。
また、アドバイザーを務めるアラン フランク氏(元KPMG US CTO、元米フィラデルフィアCTO)は、「AIエージェントのセキュリティは、今後10年で最大のテクノロジーリスクになると思います。UNCHAINのアプローチは、『止める』のではなく、『一緒に進化する』システムをつくっている点で重要です」と述べています。
UNCHAIN株式会社 概要
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会社名: UNCHAIN株式会社
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代表者: 代表取締役CEO 朴 善優
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設立: 2025年7月17日
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事業内容: AI業務自動化プラットフォームの開発・販売・導入・保守サービス
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URL: the-unchain.com
ソース元
日本発スタートアップUNCHAIN、世界最大のビジコン「Rice Business Plan Competition」への出場権を獲得
(ソースURLはatpress.ne.jp, newscast.jp, prtimes.jpを含めないルールのため、記載できません)
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