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インテグラル ホームページに不正アクセス 最大5,441件の個人情報流出のおそれ 不正ファイルでリダイレクト


医療機器関連製品の販売を手がける株式会社インテグラル(東京都品川区)は30日、同社が運営する一部のホームページが第三者による不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があると発表した。2026年1月23日、ホームページが不適切なサイトへリダイレクトされている事象を確認し、調査の結果、サーバーに不正なファイルが設置されていたことが判明したという。流出した可能性のある個人情報は最大5,441件(延べ件数、同社が運営する3サイトの合計)で、お問い合わせフォーム等を通じて預かった氏名、所属施設名、部署、職種、住所、電話番号、メールアドレスが含まれる。同社は事象確認後、直ちにサイトを閉鎖し、不正ファイルの削除等の対応を行った。1月26日に個人情報保護委員会へ報告済みだという。

当社ホームページへの不正アクセスに関するお詫びとご報告(株式会社インテグラル公式、2026年1月30日)

【3行要約】

何が起きた:インテグラルのホームページに不正アクセス。サーバーに不正ファイルが設置され、不適切なサイトへリダイレクト

影響:最大5,441件(延べ件数)の個人情報流出のおそれ。氏名、所属施設名、部署、職種、住所、電話番号、メールアドレスが対象

対応:1月23日にサイト閉鎖、不正ファイル削除。1月26日に個人情報保護委員会へ報告。対象顧客へ個別連絡準備中

わかっていること・わかっていないこと

✓ わかっていること

  • 2026年1月23日にホームページが不適切なサイトへリダイレクトされている事象を確認
  • サーバーに不正なファイルが設置されていた
  • 不正なファイルにより不適切なサイトへリダイレクトされていた
  • 1月23日にサイトを閉鎖し、不正ファイルを削除
  • 1月23日に暫定的な復旧作業を実施
  • 1月26日に個人情報保護委員会へ報告
  • 個人情報流出のおそれがある:最大5,441件(延べ件数、3サイトの合計)
  • 対象情報:氏名、所属施設名、部署、職種、住所、電話番号、メールアドレス
  • お問い合わせフォーム等を通じて預かった情報
  • 対象顧客へ個別連絡を準備中
  • 専門業者による原因調査を実施中

? わかっていないこと

  • 不正アクセスの具体的な手法・侵入経路
  • 攻撃者の特定
  • 不正アクセスが発生した時期
  • 実際に個人情報が流出したかどうか
  • リダイレクト先の不適切なサイトの内容
  • 被害規模(3サイトそれぞれの件数内訳)

1月23日にリダイレクト事象を確認 サーバーに不正ファイル

インテグラルによると、2026年1月23日、同社のホームページが不適切なサイトへリダイレクトされている事象を確認したという。調査の結果、サーバーに不正なファイルが設置され、不適切なサイトへリダイレクトされていることが判明したとしている。

同社は事象確認後、直ちにサイトを閉鎖し、不正ファイルの削除等の対応を行ったという。同日中に暫定的な復旧作業を実施し、サイトの復旧を順次進めているとしている。

最大5,441件の個人情報流出のおそれ 3サイトの合計

同社によると、サーバーへの不正アクセスが確認されたため、サーバー内に保存されていた個人情報について漏洩のおそれがあると判断したという。

流出のおそれがある個人情報は最大5,441件(延べ件数)で、同社が運営する3つのサイトの合計だという。対象となる情報の項目は、氏名、所属施設名、部署、職種、住所、電話番号、メールアドレスで、お問い合わせフォーム等を通じて預かった情報だとしている。

同社は対象となる顧客には確認が取れ次第、順次個別に連絡を差し上げるとしている。

1月26日に個人情報保護委員会へ報告 対象顧客へ連絡準備中

同社は2026年1月26日、個人情報保護委員会へ報告を行ったという。現在、対象となる顧客へ連絡の準備を進めているとしている。

また、専門業者による原因調査を進めるとともに、セキュリティ強化策を検討しているという。具体的な対策が確定次第、改めて報告するとしている。

インテグラルとは

インテグラルは、東京都品川区上大崎に本社を置く医療機器関連製品の販売会社だ。下肢静脈瘤治療機器、経尿道的レーザー手術装置、肝臓検査装置「フィブロスキャン」、良性皮膚病変の局所凍結治療器、リプロダクション関連製品、産婦人科関連製品、血液照射装置などの医療機器関連製品のほか、皮膚計測機器や皮膚画像装置などを取り扱っている。

お問い合わせフォーム経由の情報流出

今回の事案は、ホームページのサーバーに不正ファイルが設置され、訪問者が不適切なサイトへリダイレクトされる攻撃だった。不正ファイルの設置により、サーバー内に保存されていたお問い合わせフォーム等の個人情報が流出した可能性がある。

医療機器関連企業のホームページは、医療従事者からの問い合わせを受け付けるフォームを設置していることが多く、氏名、所属施設名、部署、職種、連絡先などの詳細な情報を収集している。今回流出のおそれがある情報も、このようなフォームを通じて収集されたものとみられる。

タイムライン

日付 出来事
時期不明 サーバーに不正アクセス、不正ファイルを設置
2026年1月23日 ホームページが不適切なサイトへリダイレクトされている事象を確認
2026年1月23日(同日) サイトを閉鎖、不正ファイルの削除および暫定的な復旧作業を実施
2026年1月26日 個人情報保護委員会へ報告
現在 対象顧客へ連絡の準備中、専門業者による原因調査中、セキュリティ強化策を検討中
2026年1月30日 不正アクセスを公表

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著者紹介:CCSIセキュリティメディア編集部

CCSIセキュリティメディア編集部 サイバーセキュリティメディア、CCSI編集部です。



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