暗号化ファイル共有サービス「カギスル」、東京都中小企業振興公社の支援対象に採択
株式会社IDEOJが提供するパスワードレスファイル暗号化サービス「カギスル」が、公益財団法人東京都中小企業振興公社の「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」の支援対象製品に採択されました。これにより、中小企業のファイル共有におけるセキュリティ課題解決と販路開拓の加速が期待されます。
暗号化ファイル共有サービス「カギスル」、東京都中小企業振興公社の支援対象に採択
見出し
株式会社IDEOJ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:野秋裕己)は、同社が提供するパスワードレスファイル暗号化サービス「カギスル」が、公益財団法人東京都中小企業振興公社の「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」の支援対象製品に採択されたことを2026年1月26日に発表しました。これにより、「カギスル」は専門ナビゲーターによる市場開拓支援を受け、中小企業のファイル共有セキュリティ課題への対応を加速させるとしています。
採択の背景と「日本初」の技術
「カギスル」は、パスキー技術を応用した独自技術により、パスワードやリンクの共有を不要とする暗号化ファイル共有サービスです。同社によると、この技術は商用サービスとして日本初であり、その新規性と優秀性が評価され、今回の採択に至ったとしています。
東京都中小企業振興公社の中小企業ニューマーケット開拓支援事業は、先端産業分野における優れた製品・技術の販路開拓を支援するものです。「カギスル」は、同事業の「販路開拓実践支援事業」において、専門ナビゲーターによる市場開拓支援を受けることになります。
中小企業のファイル共有セキュリティ課題への対応
現在、多くの企業がファイル共有時のセキュリティリスクに直面しています。パスワード付きZIPファイルは、パスワードの使い回しや総当たり攻撃のリスクがあり、内閣府や内閣官房ではすでに正式に廃止されています。また、クラウドサービスの共有リンクは、設定ミスにより情報漏洩につながる懸念が常に指摘されています。
「カギスル」は、これらの課題を技術的に解決します。相手のメールアドレスを入力するだけで、その人だけが開けるようにファイルを施錠でき、パスワードやリンクの共有は不要です。受信者は、施錠時に指定されたメールアドレスでワンタイムコードによる認証を行い、ファイルを開くことができます。
より高度なセキュリティが必要な場合は、PCやスマートフォンの生体認証(Windows Hello、Touch ID、Face ID等)を用いたパスキー認証も利用可能です。専用ソフトウェアのインストールやアカウント作成も不要で、Windows、macOS、主要ブラウザに対応しています。
今後の展開
今回の採択により、株式会社IDEOJは東京都中小企業振興公社のネットワークを通じて、中小企業へのサービス提供を加速させていく方針です。公社のビジネスナビゲーターとの連携を通じて、製造業、情報通信業、医療・ヘルスケア、公的機関、サービス業など、多様な業界の企業への展開を目指しています。
同社は、今回の支援を活用し「メールでのファイル共有において利便性とセキュリティが両立されている社会」の実現に向けて、サービスの普及を推進するとしています。
「カギスル」の主な特徴
「カギスル」は、以下の特徴を有しています。
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相手のメールアドレスのみで施錠可能
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受信者は事前準備が不要
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ワンタイムコード認証、またはパスキー(生体認証)による解錠に対応
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Windows、macOS、主要ブラウザ(Chrome、Safari、Edge、Firefox等)に対応
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PDF、Office文書、画像、動画など、あらゆるファイル形式に対応
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AI学習防止機能(運営事業者も中身を閲覧不可能な暗号化)
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ファイル開封履歴の記録・共有機能(法人プラン)
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グループ専用の受け取りページ作成機能(法人プラン)
サービス概要
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サービス名:カギスル
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提供開始:2024年10月14日
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基本機能:無料
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法人プラン:お問い合わせ
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対応ブラウザ:Chrome、Safari、Edge、Firefoxなど
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対応OS:Windows、macOS
株式会社IDEOJについて
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社名:株式会社IDEOJ
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所在地:東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷V 3階
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代表取締役:野秋裕己
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設立:2024年
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事業内容:ファイル暗号化サービス「カギスル」の開発・運営
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ウェブサイト:https://ideoj.co.jp
ソース元
暗号化ファイル共有サービス「カギスル」が(公財)東京都中小企業振興公社 中小企業ニューマーケット開拓支援事業の支援対象製品に採択されました
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