NTTドコモ gaccoとSAYA University、日本企業向けサイバーセキュリティ意識向上教育を拡充
NTTドコモが提供する学習プラットフォーム「gacco」とSAYA Universityは、日本市場に特化したサイバーセキュリティ意識向上トレーニング「SAYA Cybersecurity Awareness」の提供を拡大しました。AIの進化により高度化するサイバー脅威に対し、人を起点とした実践的な教育を企業規模で推進します。
NTTドコモ gaccoとSAYA University、日本企業向けサイバーセキュリティ意識向上教育を拡充
見出し
2026年1月7日、NTTドコモグループが運営するデジタル学習プラットフォーム「gacco」は、SAYA Universityが提供するサイバーセキュリティ意識向上トレーニング「SAYA Cybersecurity Awareness」(以下、SAYA)の提供を拡大すると発表しました。この連携を通じ、両社は日本の企業環境に即した、大規模かつ実践的なサイバーセキュリティ教育の支援を強化していくとしています。
人を起点としたサイバーインシデントへの対応
日本国内で発生するサイバーセキュリティインシデントの多くは、技術的なシステム障害ではなく、人の行動を起点として発生していることが指摘されています。しかし、多くの組織で利用されている意識向上プログラムは、海外コンテンツの翻訳や汎用的な内容にとどまり、従業員の行動変容に繋がりにくいという課題がありました。
近年、AIの進化に伴い、サイバー脅威は急速に高度化しています。AIを活用したフィッシング、ディープフェイクによるなりすまし、極めて巧妙なソーシャルエンジニアリングなど、従来よりも見抜くことが困難な攻撃が増加傾向にあります。これらは技術的な脆弱性だけでなく、人の判断力や信頼、日常的な意思決定を狙うものであり、新たなサイバーセキュリティ教育の必要性が高まっていました。
日本市場に特化した「SAYA」トレーニング
SAYAは、こうした課題に対応するため、日本向けにゼロから設計されたトレーニングプラットフォームです。すべてのコンテンツは翻訳ではなく日本語でオリジナル制作されており、日本の職場文化やコミュニケーション、実際に発生しているサイバーリスク、さらにはAI時代の新たなリスクを反映したシナリオが特徴です。短時間で完結するアニメ形式のマイクロラーニングにより、学習者が内容を最後まで視聴し、理解し、記憶に残りやすい設計となっています。
SAYAのサイバーセキュリティ意識向上トレーニングは現在、ドコモ gaccoが提供する企業向け学習環境「Gacco for Biz」の正式な学習コースとして提供されています。これにより、企業は同社の学習管理システム(LMS)上で、SAYAの構成や内容、提供形式を直接確認し、全従業員向けにセキュリティ教育を即座に導入できるとしています。
社会全体のセキュリティリテラシー向上へ
大企業や教育機関を中心に広く導入されているgaccoを通じてSAYAのトレーニングが提供されることは、日本の職場や学習コミュニティ全体のセキュリティリテラシー向上に繋がると考えられます。NTTドコモブランドの信頼ある学習基盤の中で、日常的なサイバー衛生の定着と、継続的な学習による組織のレジリエンス強化が図られます。
SAYAの取り組みは企業環境にとどまらず、「安心・安全」をテーマとした一般向けプログラムを通じて、個人・家庭・地域社会に対してもオンライン詐欺やなりすまし、情報操作、デジタル犯罪から身を守るための知識を提供しています。あらゆるデバイスからアクセス可能な学習体験により、日常生活におけるサイバーセキュリティ意識の向上を目指しています。
SAYA University共同創業者 兼 COOのCrystal Lopez氏(LinkedInプロフィール)は、次のように述べています。「日本のサイバーセキュリティにおける課題は、もはや技術ではなく“人”にあります。意識向上は従業員だけでなく、デジタル社会を生きるすべての人に必要です。ドコモ gaccoを通じてSAYAのトレーニングを提供することで、日本の文化に根ざしたサイバーセキュリティ教育を企業規模で届けると同時に、社会全体に安全意識を広げていけると考えています。」
SAYAのトレーニングは、ソーシャルエンジニアリング、ビジネスメール詐欺、ランサムウェア、QRコード詐欺、内部不正、データ保護、プライバシー、生成AIに関連するセキュリティリスクなど、現代の幅広い脅威をカバーしています。
両社の連携で持続可能な教育を提供
SAYAの人を中心としたアプローチと、NTTドコモグループが提供するgaccoの信頼性とスケールを兼ね備えた学習基盤を組み合わせることで、企業と個人の双方にとって、持続可能で実効性の高いサイバーセキュリティ意識向上の道筋が提供されるとしています。
SAYA Universityについて
SAYA Universityは、日本最大級の従業員リスク低減ソリューションであり、世界最大規模の日本語サイバーセキュリティ意識向上ライブラリを提供しています。アニメ形式のマイクロラーニングを通じて、短時間で記憶に残る学習を実現し、職場や家庭でのデジタル体験に自然に溶け込む教育を提供しています。詳細はwww.sayauniversity.comをご覧ください。
gaccoについて
gaccoは、NTTドコモグループが運営するデジタル学習プラットフォームで、企業、教育機関、個人学習者向けに幅広いオンライン教育・研修プログラムを提供しています。企業の学習パートナーとして広く採用され、人材育成、専門教育、生涯学習を大規模に支援しています。詳細はhttps://gacco.org/をご覧ください。
ソース元
NTTドコモ gacco と SAYA University、企業規模での日本向けサイバーセキュリティ意識向上教育を推進(プレスリリース情報)
https://gacco.org/
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カテゴリ:企業動向
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