ELEMENTSの顔認証AI「Liquid PAD」が国際規格「ISO/IEC 30107」適合確認書を取得
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国際規格「ISO/IEC 30107」適合で信頼性を証明
「ISO/IEC 30107」は、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が策定した、生体認証技術の評価・試験方法に関する国際規格です。ELEMENTSの「Liquid PAD」は、2025年11月17日から27日にかけてFime社(Fime)が実施した試験に適合し、同年12月9日付で公式確認書を受領しました。
「Liquid PAD」は、ELEMENTSグループである株式会社Liquidが提供する国内トップシェアのeKYC(電子本人確認)サービス「LIQUID eKYC」や、クラウド型顔認証サービス「LIQUID Auth」の顔認証・不正検知の仕組みの根幹を成すコンポーネントです。
ELEMENTSグループは、AI審査で本人確認業務を自動化し、低価格で安全かつスピーディーな本人確認を実現する「LIQUID eKYC」を提供しています。また、UXとセキュリティを追求した認証プラットフォーム「LIQUID Auth」も展開しており、今回の適合確認書取得は、これらのサービスの信頼性を一層高めるものとしています。
Fime社による確認書の詳細については、以下のWebサイトで確認できます。
高度化する脅威への対策と今後の展望
今回の「ISO/IEC 30107」認定取得は、写真や動画を用いたプレゼンテーション攻撃への対策に加え、インジェクション攻撃やディープフェイクといった高度な脅威への複層的な対策が求められる顔認証領域において、重要な一歩となります。
同社は、インジェクション攻撃に対してデバイスレベルでのセキュリティ強化を含む研究開発を推進しています。また、ディープフェイク対策としては、AI生成画像特有の不整合を検知する技術の研究に加え、「Liquid Shield」による顔の使いまわし検知など、多角的な情報を組み合わせることで、人間が見抜くことが困難な高度な脅威に対しても対策を講じるとしています。
ELEMENTS取締役CTOの大岩良行氏は、「権威ある国際的なテスト機関による評価において、攻撃検知漏れおよび本人の誤検知の双方が0%という完璧な結果であったことを大変光栄に思う」とコメントしました。同氏は、データに対する徹底的な向き合い方を重視し、攻撃手法が日々進化する中で、現状に満足することなく新たな脅威に対しても先手を打って対策を講じていく姿勢を示しています。
将来的には、これらの不正検知ノウハウを基盤とし、認証時の生体情報だけでなく、多角的なデータや行動パターンを組み合わせた、より包括的な不正対策ソリューションの構築を目指すとしています。これにより、「いい人」が損をせず、誰もが安全かつスムーズにあらゆるサービスを利用できる社会の実現に貢献していく方針です。
ELEMENTSグループが提供する主要サービス
LIQUID eKYC
「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンラインで完結させるサービスです。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影、もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証(JPKI / スマホJPKI)を活用した方式を提供しています。同社グループ合計で累計本人確認件数は約1.5億件、累計契約数は約600社に上るといいます。
株式会社Liquidについて
Liquidは、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界約80億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指しています。金融の取引時確認、携帯電話契約、中古品買取などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求しています。
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所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
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代表者:代表取締役 長谷川 敬起
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設立:2018年12月
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事業内容:生体情報、生体行動に特化した画像解析・ビッグデータ解析(LIQUID eKYC、LIQUID Auth等)
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Webサイト:株式会社Liquid
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身元確認サービス「LIQUID eKYC」:LIQUID eKYC
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当人認証サービス「LIQUID Auth」:LIQUID Auth
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デジタルIDウォレット「PASS」:PASS
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外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」:GPASS
株式会社ELEMENTSについて
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所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
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代表者:代表取締役会長 久田 康弘、代表取締役社長 長谷川 敬起
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証券コード:東証グロース市場 5246
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設立:2013年12月
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事業内容:生体認証・画像解析・機械学習技術を活用した個人認証ソリューション、衣食住における個人最適化ソリューション、個人情報を管理するクラウドサービスの開発・提供
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Webサイト:株式会社ELEMENTS
ソース元
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株式会社ELEMENTSの顔認証向けなりすまし検知AI「Liquid PAD」が生体認証の国際セキュリティ規格「ISO/IEC 30107」の公式確認書を取得
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カテゴリ:企業動向
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