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auじぶん銀行、AIで不正送金検知を強化 ラックの「AIゼロフラウド」導入


auじぶん銀行、AIで不正送金検知を強化 ラックの「AIゼロフラウド」導入

auじぶん銀行(本社:東京都中央区)は2025年12月14日より、インターネットバンキングにおける不正送金対策を強化した。株式会社ラック(本社:東京都千代田区)が提供する「AIゼロフラウド」を導入し、AIを活用した高精度なリアルタイム検知により、不正送金リスクの抑制と顧客利便性の向上を図るという。

巧妙化する手口にAIで対抗

近年、金融犯罪の手口は巧妙化の一途をたどり、従来のルールベース型不正検知では対応が困難なケースも増えていた。AIゼロフラウドは、金融犯罪対策の専門知識と最先端のAI技術を融合させた革新的なソリューションである。過去の取引データから不正パターンを学習し、さらにラックの金融犯罪対策センターが収集する最新の犯罪情報を取り込みながら継続的にアップデートされる。これにより、従来の固定的なルールでは見逃されやすかった新たな不正パターンにも対応し、利用者の安全確保に貢献する。

不正検知の仕組みの違い

AIゼロフラウドの導入により、auじぶん銀行は不正送金のリスクが高いと判断された振込を一時的に保留し、追加の本人認証を実施する。これにより、取引の安全性を高めるとしている。

両社の取り組みと今後の展望

auじぶん銀行は、auフィナンシャルグループの一員として、スマートフォンアプリをメインチャネルに預金、送金、決済、融資などの金融サービスを提供している。同社は「デジタルを駆使する。お客さま視点で考える。そして、期待を超える金融へ。」をパーパスに掲げ、顧客の期待を超える新しい体験価値の創造を目指している。

一方、ラックはサイバーセキュリティとシステムインテグレーションの分野で豊富な経験を持つリーディング企業である。1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOCの運営やサイバー救急センターなど、常にサイバー攻撃対策の最前線で活動している。

両社は今後も、インターネットバンキングの不正送金対策を高度化し、サイバー犯罪および金融犯罪の防止に努めることで、安心・安全な金融サービス環境の実現に取り組んでいく方針だ。


ソース

auじぶん銀行株式会社および株式会社ラックのプレスリリース

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press プレスリリースを元に、サイバーセキュリティ関連の企業動向を配信しています。情報の正確性についてはソース元をご確認ください。



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