ワイン通販サイトの「世界のワイン葡萄屋」に不正アクセス、クレジットカード情報658件が流出した可能性
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株式会社フィオーロは25日、同社が運営するワイン通販サイト「世界のワイン葡萄屋」が第三者による不正アクセスを受け、セキュリティコードを含むクレジットカード情報658件が流出した可能性があると発表した。
不正アクセスによるクレジットカード情報流出懸念の疑いを確認したのは2019年12月6日。
これを受け同日「世界のワイン葡萄屋」のカード決済を停止し、かつ当該サイトへのアクセスを停止した。
第三者調査機関による調査によると、2019年10月20日~2019年12月6日の期間に「世界のワイン葡萄屋」で購入した顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることが確認されたという。
流出したクレジットカード情報に含まれるものは以下の通り。
・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティーコード
原因はシステムの脆弱性をついたもの。
なお、クレジットカード以外の支払方法を選択した場合、また、クレジットカードでの支払い方法を選択してもカード情報が登録済みで、改めてカード情報を入力されていない場合はカード情報流出の心配ないという。
また、同社が運営するAmazon通販サイトにてクレジットカードを利用したものについては不正アクセスによる影響はない。
なお同社は2020年1月30日に監督官庁である個人情報保護委員会に報告を行い、所轄警察である鶴見警察署にも2020年1月29日被害を申告している。
当該サイトはクレジットカードでの決済を現在行っておらず、これまでのプラットフォームとは異なる新しいプラットフォームで改修する。
本不正アクセス被害についての相談窓口は以下の通り。
≪株式会社フィオーロ お客様相談窓口≫
・受付時間:9:00~18:00(土・日・祝日除く)
※2月29日(土)、3月1日(日)についてはお問い合わせを受け付けております。
・電話番号:フリーダイヤル 0120-037-126
・専用メールアドレス:hotline@budouya.jp
関連ページ:世界のワイン葡萄屋|40ヶ国以上の豊富な品揃えのワイン通販 / 不正アクセスお詫びとお知らせ
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カテゴリ:セキュリティニュース
タグ:クレジットカード情報流出,不正アクセス